DimensionPuzzleのスコアアップを考える(1)


 こんにちは!DimensionPuzzleを公開して少し経ちました!
 ただスコアのオンラインランキングを見るとまだspace-meta(中の人)が多数を占めているので、あんまりスコアの伸ばし方まで踏み込めていない方が大半かもしれません。どういう進め方が最善なのか中の人も把握しているわけではないですが、制作過程で気づいた手法などをいくつか紹介しようと思います。

 ちなみにDimensionPuzzleとは何かの説明が必要な方もおられると思いますが、こちらで無料・インストール不要で遊べるゲームのことです。赤青緑のジュエルを8×8マスの枠に埋めていって、同色で繋げた面積が大きくなるようにする、というパズルです。

 初回である今回はルールでも説明されているジュエルをたくさんつなげる(面積を大きくする)、という点を深堀りしたいと思います。スコアアップの方法と聞かれると結局「なるべく面積を広げてください」という説明に尽きるんですが、もう少し踏み込んで得点計算が分かっているとさらに良い選択ができるようになると思います。

まずはこちらを見てください。


 赤が大きい面を作っていて、青いちょっとした固まりが上下に二つ。緑はバラバラです。
 ここで青2つがslotに配られ、上下の青を無駄なくつなぐことができる局面ですが、赤を伸ばした方がこの1手におけるスコアは高くなるという話をしたいと思います。

スコアの計算方法ですが、
連結なしで0点
2個連結だと1点
3個連結だと2点

というように1点ずつ加算されます。
これはジュエル1個あたりの点数なので、同色の塊としては
連結なし 0点×1個=0点
2個連結 1点×2個=2点
3個連結 2点×3個=6点

というように連結の数が大きいほどスコアが高くなります。
n個の連結でn(n-1)点のスコア獲得できるということですね。

上の例の場合
青上側: 2点×3個=6点
青下側: 2点×3個=6点
赤  : 18点×19個=342点
緑  : 1点×2個×2セット=4点

を既に確保していることになります。


ここで上下の青を連結した場合を見てみます。(雑な画像編集ですみません)

青が8個連結の塊に育ったので
青:7点×8個=56点
赤:18点×19個=342点
緑:1点×2個×2セット=4点
となり結果この1手で44点増加しました。

一方で赤を伸ばした場合はこうです。


青上側: 4点×5個=20点
青下側: 2点×3個=6点
赤  : 19点×20個=380点
緑  : 1点×2個×2セット=4点

という計算になりこの1手で52点の増加です。

この1手だけで判断すると、赤を伸ばしてあげるほうが得点効率がいいということがわかります。また、この先を考えてみても左の空いたスペースにスコア単価の高い赤の伸びしろを残せるので、この2択で選ぶならやはりベターじゃないかなと思います。

ともかく

「小さい塊を大きくするより、大きい塊をさらに大きくする方が得点が高い」

というのが今回お伝えしたいポイントです。こういう感じで判断材料を増やしていくとスコアアップにつながるんじゃないかなーと思います。

 最後になりますが、上の例はスコア計算の説明のために作為的に作成しました。中の人も最善手がはっきり見えているわけではないものの、上に挙げた2つではない気もします。もし、「こういう理由でその手はクソだ」「もっといいこんな手があるよ」というご意見のある方はぜひ教えてください!
今回は以上です。ではまた!


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